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触感

第1章 歯医者

先生の親指の人差し指が私の口の中に入ってきた時、滑る氷を取ろうとして頑張っている先生の指を咥えてみた。



はむっ。



「大丈夫ですよ。今取りますからね。」



先生は私が自然な反応で口が閉じてしまったと思ってるみたい。



もうこれはいくしかない。



私の下が先生を欲しがってる。



氷を下の上に乗せて押し上げ歯で噛んで先生が取りやすいようにしてみた。



先生がその氷を取ろうとしたときまた氷を口の中に落としかわりに先生の指を噛んで、咥えた。



もう溶けて小さくなってきた氷と先生の人差し指を舌で絡めた。



先生は始め慌てていたようだけど無言のまま指を動かしてきた。



通じた。

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