触感
第1章 歯医者
アキも自分の時間を楽しんでいたので、セックスレスになっている状況をそんなに気に留めていなかったのだ。
しかし、歯医者に通い自分のある部分に気づいたのだ。
その歯医者は元々通っていたのだが、数ヶ月前に元々いた医師が辞めて新しい医師が来ていた。
新しい医師の名はイイダタカフミ。
アキの変態を引き出した1人目の男の名だ。
イイダ先生になってから初めて行く歯医者。
少しドキドキしていた。
「サイトウさーん」
診察券は旧姓のままだったので旧姓で呼ばれた。
私は診察台に座り、アシスタントの方がエプロンをつけてくれたり、膝掛けをかけてくれたり、準備をしてくれた。
一瞬フワッと何かニオイがしたかと思ったら後ろから
「サイトウさん初めまして。よろしくお願いします。」
顔はマスクで半分以上見えないし、白衣だし、まして後ろからだったから彼の印象は声からしかとれなかったが、好印象で、なぜか、なぜだか分からないけど性的なものを感じたのだ。
私の中でその時何かが溢れた。
ひざ掛けの下が熱くなった。
しかし、歯医者に通い自分のある部分に気づいたのだ。
その歯医者は元々通っていたのだが、数ヶ月前に元々いた医師が辞めて新しい医師が来ていた。
新しい医師の名はイイダタカフミ。
アキの変態を引き出した1人目の男の名だ。
イイダ先生になってから初めて行く歯医者。
少しドキドキしていた。
「サイトウさーん」
診察券は旧姓のままだったので旧姓で呼ばれた。
私は診察台に座り、アシスタントの方がエプロンをつけてくれたり、膝掛けをかけてくれたり、準備をしてくれた。
一瞬フワッと何かニオイがしたかと思ったら後ろから
「サイトウさん初めまして。よろしくお願いします。」
顔はマスクで半分以上見えないし、白衣だし、まして後ろからだったから彼の印象は声からしかとれなかったが、好印象で、なぜか、なぜだか分からないけど性的なものを感じたのだ。
私の中でその時何かが溢れた。
ひざ掛けの下が熱くなった。