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触感

第2章 母校

[これから帰るね。少し遅くなると思うから、先に寝ていてね。]


タケヒコにメールを打ち、電車に乗った。


電車の中は異様に混んでいた。


どうやら関連の沿線で人身事故があり、止まっているらしい。


苦しい…。


降りる駅まであと30分乗りっぱなし。


どこかで空いてくれれば良いなぁ。




さわっ。




ひゃっ。




痴漢だ。




何者かの手が太ももを這っている。



いやっ。


気持ち悪いっ。





と、思いつつも体は反応してしまっている。



ぁっ。



お尻を掴まれた。



しかも強い。



片手では飽き足らず両手で掴んできた。



ぁんんッ…。



誰かに聞かれていてもおかしくない声が出てしまう。



やんっ。ん。



はぁはぁはぁ

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