テキストサイズ

触感

第2章 母校

えっ。


後ろを見ると割と若めのサラリーマンと思われるスーツ姿の男。



その男の手を掴んでいるのは……えっ……何で。



ツカちゃん?!?!




ツカちゃんが男の手を掴んで、すごい形相で男を睨んでいた。




いつも温和な感じであんな顔初めて見る。




ちょっと恐いくらい。



でも…何でツカちゃん?



頭で整理がつかないまま、3人で電車を降りていて、気づけば駅員さんが到着して、ツカちゃんはその痴漢男を駅員さんに渡していて。



私は焦らされていたぐちょぐちょのおまんこの収拾がつかないまま一連のやり取りを見ていた。



痴漢男は連れ去られて行くとか謝罪と一礼をした。



一礼をして顔を上げる時私を見ながらニヤニヤしていた。



そこでハッとした。



バレてる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ