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触感

第3章 洋菓子店

「大丈夫ですか?」




「あはは、何だか暑くてボーッとしちゃいました」





妄想から引き戻されたとは言え、下の口は現実も一緒。





濡れてる…。





その後も順調に手順を踏み、ケーキが焼きあがった。



後はデコレーションするだけだ。




「出来上がったクリームを苺につけて食べると美味しいですよ。はい、どうぞ。」




クリームのついた大きめの苺を顔の前に出された。





手で受け取ることも出来たがそのまま口で受け取った。




これはわざと。




スイッチ入っちゃったみたい…。

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