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もっとぐちゃぐちゃにして、

第6章 日常に戻る

「お疲れ様でした!」

思っていたより早く片がついた私は、少し興奮気味に周りの人に一礼しながら一足早く帰路についた。

嬉しい。打ち間違いも少なかった、ミスもなかった、何より今はまだ昼の1時だ!8時より早くに出勤したにしても早く終われた。

お昼は何を食べようなんて考えていると、こじんまりとして雰囲気のあるカフェが目に入った。そこにしようとドアに手をかけると、「高城!」と後ろから名前を叫ばれた。急いで振り向くと先輩が立っていた。

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