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運命の人

第1章  出逢い

まりな
『やばい、、、』
『あの人にまた会いたい、、、』


運命の出逢いだと思った。




私、永石まりな(当時25歳)は焦っていた。
2年下の妹が大学を卒業し、就職が決まって正社員として働くまでになんとしても姉の私は就職しないとという気持ちで、面接を受けていた12月。


カフェでフリーターをしてた私のお給料は手取り約15万円。
一人暮らしなんて当然できるはずもなく、ただただ妹よりもはやく正社員で収入が多い会社を探していた。


株式会社カラーズという不動産会社の方針と御給料に目が止まり、第一志望の会社の面接を受けてきた帰り、緊張してたはずの私の心はある感情でいっぱいいっぱいだった。

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