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あと3秒だけ。

第12章 お忍びデート。


『ふーん。
でも、最近やたら仲良くない?神田代理と。』

『そうかな?まぁ神田代理は気さくに話しかけてくれるから話しやすいってのはあるけど。』

よし、私はカルボナーラにしよ。

『神田代理、有紗によく構ってるもんね〜。
毎朝休憩室に来るのも有紗がいるからだと思うんだよね〜』

『え、毎日休憩室に来てるの?』

『うん。有紗と時間があってないだけで、
毎日来てるよ。』

『そうなんだ、・・・へぇ。』

『ま、有紗に気はなくても
向こうは有紗がお気に入りだと思うよ〜』

『まさかぁ〜…』

やばい、ニヤけそう。

思わずお水をくっと飲む。

彩にはもちろん、

貴久とのカンケイはバレるわけにはいかない。


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