
過激性癖短編集【BL】
第2章 放課後の先生はいつもと違う
「先生は罰を受けるべきですね、僕の用事忘れるなんて酷すぎる!」
体を押されて、机の上に座る形になる。
セミナーや部活などに使われる部屋で、長机が4つならんでいる。
「そんな怒るなよ…俺も忙しいんだから」
橋田が俺に跨るように、上靴のまま机の上でしゃがむ。
「先生、これバレたらどうします?先生クビですね」
もう日が落ちるのも早い季節で、沈みかけた夕日に照らされる橋田の顔がやけにかっこよく見える。
「橋田っ…流石にまずいから降りろ」
先生としての威厳を保つように、厳しい口調で言う。
「斗真って呼んで下さいよ」
「斗真…ほんとこれはやばいから」
鍵もかかってるし、少し期待する自分がいる。
生徒相手にこんな…。
