君がいる風景
第19章 掃除日和
「翔ちゃんって男同士の愛し合い方って知ってる?」
「え?男同士??しらないっ…わかんない」
そっか……やっぱりそうだよなぁ
異性に興味を持たないようにしてたんなら
同性とのセックスの知識なんて皆無だろうな。
抱きしめてる腕を腰まで下げて浮力を使って
少しだけ翔ちゃんの身体を持ち上げて
引き締まってるお尻をやわやわと手のひらで
撫でていく。
「あのさココ、使うんだよ。
男同士で愛し合う時ってコレをお尻に
挿入して2人で気持ちよくなれるんだ。」
「そ、そんなの絶対無理っ!
む、むりだよ、智くんのこんな大っきなの
こんなところに入るわけない…っ!!」
怯えた目許は小動物のような瞳になってる
そりゃそうなるだろうなぁ
時間をかけて翔ちゃんに受け入れてもらえる
ように努力してかないと
同意もなく一方的な欲望で翔ちゃんを
悲しませたり傷つけたりはしたくない。
「怖がらせてごめんな。
いきなり襲ったりしないから安心して。
お詫びにうんと気持ちよくしてあげる」
「…え?…っぁ、んァッ!」