君がいる風景
第9章 出逢い 翔視点
俺櫻井翔って言います。
面接合格して、ここで働くことになれた時には
よろしくお願いしますね
あの時
声をかけずにはいられなかった。
面接時間の少しはやくに到着したから
お店の周囲を見ておこうかなぁって考えて
裏口へ回ったとき
そしたらその人が扉から出て来たんだ
ものすごい偶然に
鼓動と脈拍が一気に上がったのを感じてた。
とにかく話しかけるきっかけが欲しくて
声をかけると
戸惑ったような優しい声と笑顔がかえってきた。
これは運命かもしれないって
一人で勝手に盛り上がったりしてたんだ。