テキストサイズ

昭和回想録

第1章 少女・優子



失業中の俺は、いつもと変わらない

町の音で目覚める。

俺の部屋は2階にある。

下町の景色を眺めるには

ちょうどいい高さだ。

しかも朝には楽しみが待っている。

窓ガラスを開けたその下には道路が走って

いる。

クルマはあまり通らないが、通学路になっているらしく

小学生や中学生が賑やかに通り過ぎてゆくのがみえる。

煙草をフカシながら、その通学風景の中で

美少女を見つけるのが朝の俺の楽しみだ。

その中でも俺のお気に入りの女の子・・・。

名前は優子。

友達の呼びかけで名前は覚えている。

髪はストレートで肩より長く、身長は150くらいありそうだ。

体型は、初潮時期の丸みを帯びたものになっている。

ランドセルがやけに小さく見えるその姿には

チョットした色気も感じられるものだ。

毎日見かけるその姿に、いつしか性の対象にと

考える自分が大きくなっていくのがわかった・・・。

最近、明けても暮れても優子のことを考えるように

なってきた。夢の中まで出てくる。夢では激しい

セックスを繰り返す2人がいた。俺と優子の・・・。

夢の快感が朝の目覚めの合図になっている。

夢精している。その夢精の冷たさが俺を目

覚めさせる。

俺は考えた。優子をこの部屋に引き入れる

きっかけを、この部屋で優子とのセックス

を・・・。

俺の部屋は畳敷きで、1畳は布団に占領さ

れている。

万年床のそこは、かび臭ささえ漂う。

風呂はない。なぜかトイレだけは部屋にあ

る。でも和式だ。

そんな環境では、とても女を連れてくるよ

うな部屋ではない。

彼女を作る気もないから必要にして十分な

環境だ。

残りのスペースもコタツ兼用のテーブルと

大量のエロ本と無修正ビデオが平積みに置

かれている。

エロ本といっても写真集、しかも少女を題

材とした

ロリータものだ。年端も行かぬ少女とのセ

ックスの描写に俺は興奮をおぼえる。

無毛のオマンコに、グロテスクとも思える

ような大人のチンポがズバリ挿入されてい

る。

暇さえあれば、それを見ながら妄想にふけ

りオナニーをする。

このときの気持ちよさは並みのセックスで

は味わえない快感がある。

射精の時の精液の量が全然違う。

俺はロリコンだ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ