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第15章 どんどん




#N



正面からイケメン歩いてきた。

と思ったら俺の彼氏だった♡←






ただのTシャツとジーンズだけなのに

なんであんなオシャレに見えるんだろ。

あ、今日は髪セットしてる。






キョロキョロして俺を探す相葉君。ふふふ♡

ほっぺ突き刺してもニッコニコの相葉君。

香水かな?いつもより大人な香りの相葉君。





あーーーーーーーー








好き。←













A「どこいくか決めた? 」




もともと出不精でおでかけなんかしないし、

ほんとは相葉君に決めて欲しかったけど、

初デートだし、てことでめっちゃ考えた。






N「えっと、ベタなんだけど、映画とか・・・。」





A「あー、いいねいいね!なにみるー?」





N「これ♡」





スマホに表示した映画の公式サイトを見せると

相葉君の表情がひきつった。






A「・・・これ?」




N「・・・だめ? 」




A「いや! いやいやいや!でも次の上映時間まで結構あるかもしれないし・・・」




N「30分後だよ♡こっから移動してー、座席選んでー、ポップコーン買ったらちょうどだね♡」








一気に足どりの重くなった相葉君を

半ば引きづるようにして映画館に向かった。



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