テキストサイズ

more & more

第16章 ただただ




#S


潤がトロンとした目で俺を振り返る。




M「しょお、くん・・。もぉ、・・・入りそ? 」




うっすらと目に涙を浮かべ、そんなこと言われたら、

もうすっかり臨戦態勢だった俺のモノに

より一層熱が集まった気がする。




S「ん・・・もう欲しい? 」




指を抜き、潤の下からも脱出。

四つん這いの潤の後ろに膝立ちになり

潤の蕾に俺の先端を擦り付けると

くちゅりとやらしい水音がたつ。




M「ん、ぁあ・・・しょお、くん・・ 」



S「・・・いくぞ?」



潤の腰を両手で掴み、グッと先端を押し込む。



M「ふっ…ぁ、ああ!っん・・・」



S「 ぁあ、いい・・・潤、力抜けるか?」



力任せに突き進んでしまいそうな衝動を抑え、

ゆっくりゆっくりと潤の中に入る。

もはや潤は上半身を起こしていられないようで、

突っ伏した状態のまま、

あぅあぅと声にならない声をあげている。




M「んっ・・・ぁ、しょぉ、くん・・」



S「潤?」



ふるふると上体を起こし、再度こちらを振り返る。



M「・・・やめないで?お願い・・・。 」




そんな泣きそうな顔すんなよ?

やめるなんて誰も言ってないだろ?





S「…やめないよ?ほら、もうすぐ全部入る…っく、 」




ゆっくりした動きが、逆に不安にさせたんだろうか。

片膝を立て、潤の腰を抱え直すと、

一気に中に自身を埋め込んだ。




M「っはぁ…! 」




グチュリ、という音を立てて

潤の中に全てが飲み込まれると、

口とは比べものにならない快感。



ぎゅうぎゅうと俺自身に吸い付いてくる。

まるでここだけ別の生き物のようだ。




S「潤・・・入ったよ?わかる? 」




クイっと腰を動かしてやると、

潤が、あっ、と色っぽい声をあげた。



M「んぁ、嬉し・・・しょおく、ん 」



S「・・・。 」





涙目でこちらに微笑む潤。

なんだこいつ。

めちゃ可愛い。めちゃキレイ。めちゃ健気!!

さっきから俺のこと

ずっと煽ってるのわかってやってる?






S「潤、、、動いていい?も、限界・・・!」



M「ん、きもちくなって・・・? 」






ぎゃーーー!萌え死ぬ!!!!!





ストーリーメニュー

TOPTOPへ