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第18章 ふがふが
むぅ、と頬を膨らますにのちゃん。
か、可愛い♡
A「にのちゃん、ちゅーしていい? 」
N「・・・別に、・・・ぃぃょ。」
A「えー?きこえない!」
N「うるさいっ!はやくしろっ! 」
A「 くふふふふ♡」
にのちゃんの尖らせた唇を啄むように
ちゅっ、ちゅっ、とキスを繰り返す。
お互いの存在を確かめるように、
見つめあったままキスを続けていると、
にのちゃんの目がトロン、と
潤いを帯びてきた。
A「にのちゃん・・・」
N「・・・かずくんじゃないの?」
A「え?」
N「デートしたとき、かずくんてよぶって
言ってくれたのに、また戻ってるんだもん…」
A「そ、それは、」
N「…まーくん。」
A「・・・へ。」
N「・・・言っとくけど、
俺が隠し事しなくなったら、超重いよ?
めっちゃヤキモチやくし、ワガママいうよ?」
A「・・・。」
N「・・・覚悟してよ? 」
A「んふふ、了解♡」
にっこり笑ったにのちゃ、いやかずくんが
ん、とキスをせがむから、
ハムっと唇を食べてやった。
俺の首に腕をまわし、誘うように
唇を開いたかずくんの咥内に
舌を差し込むと、応えるように
かずくんも舌を絡ませてくる。
ハァッと熱っぽい吐息と
時々あがるピチャっという水音。
いつの間にかあまあまエロエロになってる
かずくんとのキスに夢中になっているうちに
俺の下半身にも変化が・・・。
A「かずくん、やばい・・・ちょっと。 」
一旦顔を離すと、
すぐににのちゃんがグイッと俺を引き寄せる。
N「やぁ・・・もっとキスぅ・・・。 」
前に俺が教えたみたいに、
べ、て舌を出してキスを強請られる。