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第19章 いよいよ
#A
N「ぁう・・・まーく、」
繋いだ手をギュッと握り直して、かずくんが
嬉しい、と呟いた。
ん、俺も嬉しい。嬉しいんだけど。
A「ごめんかずくん・・・もぅ限界!! 」
このウネウネの刺激にさっきから俺のチンコは
煽られっぱなしなの!!
N「え、ぁ!っあぁん!!」
優しい優しいまーくんでいたいけど、
まーくんも欲望には逆らえません!
A「・・クッ、あ、」
N「ふぁっ、あぁん! 」
ガツガツと腰を送ると
かずくんの小さなカラダがそれに合わせて
されるがままに揺れる。
N「あぅ・・・んぅ・・、ぁっ、あっ 」
A「やべー・・・ キモチイィ・・・」
肌のぶつかり合う音の合間に、
ヌチャヌチャ、とワセリンなのか
愛液なのかわからない水音があがり、
その音すらも興奮材料になる。
枕に顔を埋めるかずくんの後ろ姿に、
ふと思いついて、ズルリと自身を引く抜くと
かずくんがあぅ、と可愛い声をあげた。
A「かずくん。 」
N「・・・んぅ?」
不思議そうにこちらを見あげるかずくんの上体を
そっと抱き起こすと後ろからギュっと
抱きしめた。
A「やっぱりかずくんの顔がみたいなと思って♡」
N「ん・・・♡」
トロトロのヤラシイ顔で
これ以上なく可愛く笑ったかずくん。
A「かーわーいーいー♡」
頬に、耳に、唇に、チュッチュとキスすると
かずくんがくすぐったそうにクスクスと笑う。
改めてそっとかずくんを仰向けにして
布団に寝かせると、
すっかりかずくんも欲情した目をしていた。
N「まーくぅん・・・」
甘えた顔でこちらに両手を差し出してきて、
ふふふ、ギュッとしてほしいんだ♡
A「くふふ、ぎゅーーー♡ 」
触れ合う肌が気持ちいい。
かずくんの柔らかい髪に頬をスリスリしてると
ベロン、と耳を舐められた。
A「ひぁ!」
N「まぁくぅん・・・ 」
顔を上げると予想に反して
むぅとむくれたかずくん。あれ?