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第36章 一陽来復




#N



事情はわかった。

謝ってるのもわかった。

ただそわそわ、いじいじと過ごした

この1日をどうしてくれる・・・!




流石に呆れちゃってもう怒ってはないけど、

まだ懲らしめたい気分。




N「俺明日デートだから。寝るー。」



A『どぅえええええ?!!デート?!!!
誰と!!!なんで!!!やだ!にのちゃん!! 』



N「うるっさい。」



キャンキャンと捲し立てるまーくんにしめしめ。



N「お金もちのおじさん(ジャニーさん)が
焼肉連れてってくれるんだー楽しみだなー」




A『だめだめだめだめ!絶対危ないやつじゃん!
そんなのだーーーめーーーーー!』



N「だからうるさいって。こっち夜中よ。 」



A『にのちゃぁん・・・』



しゅん、と音が聞こえてきそうなくらい

勢いがなくなったまーくんに笑いを堪える。



A『ニューヨークのお金持ち、やばそう・・・
え、ほんとに?ほんとにおじさんと焼肉行くの?』



N「・・っぷ、くははははは!! 」



堪えきれなかった(笑)



A「んな!お前嘘かよ!!! 」



N「嘘じゃないよー、ジャニーさんだもん。」



A「デートじゃねぇじゃん!!!」



N「ふたりだし。焼肉デート。」



A「・・・それ大丈夫?」



N「ジャニーさんいくつだと思ってんの(笑) 」



なぁんだぁ〜と大袈裟にため息を吐いたまーくんに、

そういえばと質問。



N「・・・で?まーくんは?」



この慌てようならもう半分答えはわかってるんだけど。

でもまーくんの口からききたいじゃんやっぱり。



A「で?というと? 」



N「だぁかぁらぁ、・・・・・・・・・彼女。 」




A「……くふふふふ、気になる♡?? 」




N「・・・・。 」



A「え?気になるよね♡?? 」



N「・・ジャアイイデス」



A「ぅわあ!まってまって!!いない!いないって!」



N「ふーん。 」



A「聞いといてなんだそれ!
てかにのちゃんこそいないよね?!」



N「…そりゃ休みの日におじさんと出かけるくらいだし」



A「いないってことだよね?」



N「、、、、、」



A「ね?!!!」



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