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第36章 一陽来復

#A




N『・・・』


A「・・・ね?いないんだよね?」



なかなか答えを口に出そうとしない

にのちゃんに少し不安になる。

え?ほんとは彼女いるとかいう?



N『・・・いないよ。こっちに来てからも
いつだって俺が好きなのはまーくんだけだったから。』



さらっと紡がれた『好き』という言葉に

思わず顔が熱くなる。



A「にのちゃん・・・ 」


N『/////・・・ねる!!』


A「まって!!」


N『・・・なに』


A「俺にも言わせてよ。 」




すぅ、と息を吸い込んで。

自分勝手に別れを告げたあの瞬間よりドキドキしてる。




A「ずっと、、俺の勝手な考えで別れてからも、

ずっとにのちゃんのことが好きでした。
もう一度付き合ってください。」




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