1985年空は蒼かった~イノセントスカイ
第56章 アタシも彼氏いないし…
そう言って店員は僕らのテーブルに冷たい飲み物を置いた
「ごゆっくりどうぞ」
そう言って店員は他の客に少なくなった水を注いで回った
「これか烏龍茶ってのは。見た感じ紅茶に似てるな」
「小野っち飲んでみる?」
そう言って波多野は僕に烏龍茶を差し出した
僕はテーブルの中央に置かれたストローを烏龍茶に差し飲んでみた
「うげぇ~、何だこれ苦っ!」
初めて飲んだ烏龍茶は苦くて渋くて美味しくない!
今もウーロン茶なんて飲む機会無いけど、多分この時の味を知ってるからか、まず飲んだ事はない
「そう?慣れたら美味しいわよ」
そう言って波多野はストローで烏龍茶を飲んでいた
「いやー、オレは苦くてムリだ」
口の中が烏龍茶の渋みで充満している
僕は口直しに波多野の弁当を食べた
「あ、この卵焼き少し甘いな。波多野、卵焼きに砂糖入れるの?」
ウチで食べる卵焼きとは違い、砂糖が少し入っていて、甘い
不味くはないのだが、美味いとも言えない
何か味が薄すぎた
と言って、味がどうのこうのと言える立場じゃないんだけど
腹が減っていたという事もあってあっという間に全部食べた
「これだけじゃ足りねえよ、やっぱ他に何か頼めばよかったな」
「そんなにお腹空いてたの?だったら他に頼めばいいじゃない」
「ごゆっくりどうぞ」
そう言って店員は他の客に少なくなった水を注いで回った
「これか烏龍茶ってのは。見た感じ紅茶に似てるな」
「小野っち飲んでみる?」
そう言って波多野は僕に烏龍茶を差し出した
僕はテーブルの中央に置かれたストローを烏龍茶に差し飲んでみた
「うげぇ~、何だこれ苦っ!」
初めて飲んだ烏龍茶は苦くて渋くて美味しくない!
今もウーロン茶なんて飲む機会無いけど、多分この時の味を知ってるからか、まず飲んだ事はない
「そう?慣れたら美味しいわよ」
そう言って波多野はストローで烏龍茶を飲んでいた
「いやー、オレは苦くてムリだ」
口の中が烏龍茶の渋みで充満している
僕は口直しに波多野の弁当を食べた
「あ、この卵焼き少し甘いな。波多野、卵焼きに砂糖入れるの?」
ウチで食べる卵焼きとは違い、砂糖が少し入っていて、甘い
不味くはないのだが、美味いとも言えない
何か味が薄すぎた
と言って、味がどうのこうのと言える立場じゃないんだけど
腹が減っていたという事もあってあっという間に全部食べた
「これだけじゃ足りねえよ、やっぱ他に何か頼めばよかったな」
「そんなにお腹空いてたの?だったら他に頼めばいいじゃない」