1985年空は蒼かった~イノセントスカイ
第58章 アネキがウゼえ…
いつしか話の内容がバレー部の事になり、僕は二人の会話を聞いてひたすら食べていた
「祐実センパイ練習の時、おっかなくてまともに話すこと出来なかったって皆言ってましたよ~」
「えぇ?そうだったの?アタシキャプテンやってたからどうしても厳しく言っちゃうからねぇ。誰か泣いてた子いたよね?」
「ホント練習ハードでしたもん。アタシも何度辞めようって思ったか」
そんな話を聞きながら僕はぼんやりと店の外を眺めていた
「で、貴久とはよく会ってるの?」
「そんな頻繁には会ってないよ。今日も駅でたまたま会ってここに来たんだから」
「実は…」
波多野が朝の満員電車の出来事を姉に話した
「そうだったの?まぁこんな弟だけど仲よくやってね」
「はい、わかりました」
「何偉そうに言ってんだか…」
「うるさいわね、アンタなんか女には相手にされないんだから!慶子、これからも貴久の事よろしくね」
「祐実センパイは彼氏とかいないんですか?」
「アタシ今それどころじゃないんだよね。夏休みも学校に行って勉強しないと皆に遅れちゃうのよ。貴久なんか全く受験勉強しなかったからF高校落ちたんだけどね、キャハハハハ」
ったくよくベラベラとウルセーヤツだ!
「だから彼氏が出来ねえんだろが!人の事より、まず自分の事を心配しろよ」
「うっさいわね!今のアタシはそれどころじゃないの!アンタみたいにバイトしてる時間すらないんだから、進学校ってのは!」
ここでブラブラしてる時間あるクセによく言うよ!
「祐実センパイ練習の時、おっかなくてまともに話すこと出来なかったって皆言ってましたよ~」
「えぇ?そうだったの?アタシキャプテンやってたからどうしても厳しく言っちゃうからねぇ。誰か泣いてた子いたよね?」
「ホント練習ハードでしたもん。アタシも何度辞めようって思ったか」
そんな話を聞きながら僕はぼんやりと店の外を眺めていた
「で、貴久とはよく会ってるの?」
「そんな頻繁には会ってないよ。今日も駅でたまたま会ってここに来たんだから」
「実は…」
波多野が朝の満員電車の出来事を姉に話した
「そうだったの?まぁこんな弟だけど仲よくやってね」
「はい、わかりました」
「何偉そうに言ってんだか…」
「うるさいわね、アンタなんか女には相手にされないんだから!慶子、これからも貴久の事よろしくね」
「祐実センパイは彼氏とかいないんですか?」
「アタシ今それどころじゃないんだよね。夏休みも学校に行って勉強しないと皆に遅れちゃうのよ。貴久なんか全く受験勉強しなかったからF高校落ちたんだけどね、キャハハハハ」
ったくよくベラベラとウルセーヤツだ!
「だから彼氏が出来ねえんだろが!人の事より、まず自分の事を心配しろよ」
「うっさいわね!今のアタシはそれどころじゃないの!アンタみたいにバイトしてる時間すらないんだから、進学校ってのは!」
ここでブラブラしてる時間あるクセによく言うよ!