1985年空は蒼かった~イノセントスカイ
第59章 大どんでん返し!
話はいつしかバレー部から僕が中学の頃、クラスでどんな存在だったかという事に変わっていった
「小野っちトマト好きだから給食の時間にトマトあげてたり、いつも宿題忘れてノート貸してあげたりしてましたよ」
「アンタ、トマトウチじゃ食べなかったじゃない?」
そうだっけ?そう言われてみると僕はトマトは食べられるけど好きこのんで食べたような記憶がなかったな
「えー、でも給食のメニューでトマトが出ると、オレ食ってやるよって言っていつも上げてましたよぉ~」
「もういいじゃん、その話は」
何だか恥ずかしくなってきた
「あ、アンタまさか慶子の事好きだったんでしょ?」
直球で聞いてくんなよ!
確かにその頃からそんな好意を抱いていたのは確かだけど、そんな事をここで言うのか!
「でも慶子が貴久なんて相手にしないだろねぇ」
アハハハと笑いながらアネキは波多野に聞くが、波多野もどう答えてよいのやら返事に困っている
「じゃ、慶子たまには二人で会おうよ。貴久はシカトでいいからまた話しよっ」
「はい、祐実センパイもう帰るんですか?」
「んー、ちょっと帰って勉強しないとね。ウチ進学校だからちょっとでも勉強しないとついていけなくなるからね。貴久、アンタも早く帰ってくるんだよ!じゃまたね」
「小野っちトマト好きだから給食の時間にトマトあげてたり、いつも宿題忘れてノート貸してあげたりしてましたよ」
「アンタ、トマトウチじゃ食べなかったじゃない?」
そうだっけ?そう言われてみると僕はトマトは食べられるけど好きこのんで食べたような記憶がなかったな
「えー、でも給食のメニューでトマトが出ると、オレ食ってやるよって言っていつも上げてましたよぉ~」
「もういいじゃん、その話は」
何だか恥ずかしくなってきた
「あ、アンタまさか慶子の事好きだったんでしょ?」
直球で聞いてくんなよ!
確かにその頃からそんな好意を抱いていたのは確かだけど、そんな事をここで言うのか!
「でも慶子が貴久なんて相手にしないだろねぇ」
アハハハと笑いながらアネキは波多野に聞くが、波多野もどう答えてよいのやら返事に困っている
「じゃ、慶子たまには二人で会おうよ。貴久はシカトでいいからまた話しよっ」
「はい、祐実センパイもう帰るんですか?」
「んー、ちょっと帰って勉強しないとね。ウチ進学校だからちょっとでも勉強しないとついていけなくなるからね。貴久、アンタも早く帰ってくるんだよ!じゃまたね」