1985年空は蒼かった~イノセントスカイ
第60章 彼女は出来たが何をすりゃいいのか…
波多野と付き合うという夢が叶った
うん、確かに叶った
でも、何だろう?嬉しかったのは最初のうちだけだった
何て言うか、彼女が欲しい!と願っていたが、いざ彼女が出来ると何をすればいいのやら…
よく考えたら、彼女が欲しいというだけで、彼女が出来たらその時点で僕の目標は達成した、そんな感じだったと思う
とは言え、初めて彼女が出来たという気持ちは嬉しいもんだ
(よし、この夏オレはオトコになる!)
高校1年の男が彼女が出来たとなると、やっぱり何時セックスしようか、という考えは頭の中に常にあり、どうやってセックスに持ち込もうか?何て事を妄想しながら初体験できる日を今か今かと待ちわびた
しかし、もう一方で波多野=ヤレるというゲスな考えを恥と思う自分もいることで、常に【性と聖】の間で揺れ動いた
オナニーでもしていち早く賢者タイムになれば不埒な考えは無くなるのだが、何せ当時は15才で童貞
いくらオナニーしても、翌朝には朝勃ちする自分の分身の元気の良さには呆れてしまう
前にも伸べたが、僕にとってオナニーとは快楽というよりは、いち早く煩悩を消し去る行為という手段として捉えていた
(さて、念願の波多野が彼女となった…今までのように中学時代の友人という関係から一歩踏み出した付き合いをしなければならないのだろうが、どう接すればいいのやら…)
うん、確かに叶った
でも、何だろう?嬉しかったのは最初のうちだけだった
何て言うか、彼女が欲しい!と願っていたが、いざ彼女が出来ると何をすればいいのやら…
よく考えたら、彼女が欲しいというだけで、彼女が出来たらその時点で僕の目標は達成した、そんな感じだったと思う
とは言え、初めて彼女が出来たという気持ちは嬉しいもんだ
(よし、この夏オレはオトコになる!)
高校1年の男が彼女が出来たとなると、やっぱり何時セックスしようか、という考えは頭の中に常にあり、どうやってセックスに持ち込もうか?何て事を妄想しながら初体験できる日を今か今かと待ちわびた
しかし、もう一方で波多野=ヤレるというゲスな考えを恥と思う自分もいることで、常に【性と聖】の間で揺れ動いた
オナニーでもしていち早く賢者タイムになれば不埒な考えは無くなるのだが、何せ当時は15才で童貞
いくらオナニーしても、翌朝には朝勃ちする自分の分身の元気の良さには呆れてしまう
前にも伸べたが、僕にとってオナニーとは快楽というよりは、いち早く煩悩を消し去る行為という手段として捉えていた
(さて、念願の波多野が彼女となった…今までのように中学時代の友人という関係から一歩踏み出した付き合いをしなければならないのだろうが、どう接すればいいのやら…)