1985年空は蒼かった~イノセントスカイ
第60章 彼女は出来たが何をすりゃいいのか…
そんな事もあり、しばらくは波多野に連絡していなかった
そんなある日、波多野から連絡があった
電話を取ったのは姉だ
「貴久ぁ~、慶子から連絡きたよ」
ビクンとして僕は受話器をとった
「もしもし」
「あっ小野っち?中々連絡くれないからこっちから電話しちゃった…バイト忙しいの?」
やっぱり口調が前までとは違う
何というか、声が弾んでいる
「あぁ電話しなきゃなって思ってたとこに波多野から電話がきたから」
「ホントに?じゃ電話するのもう少し後だったら小野っちから電話きたんだね。電話かけるの待てば良かった」
波多野も僕から連絡が来るのを待っていたのだろう
「でさ、小野っち次の休みに遊園地行かない?」
遊園地?てことはジェットコースターに乗らなきゃなんないのか?
僕は絶叫物の乗り物が苦手だった
あんなG(重力)の負荷がかかる速い乗り物なんてどこがいいんだろう?
何て事を思うのだが、勿論波多野には言えない
「あぁイイネ~。何処に行こうか?」
「アタシ後楽園遊園地行きたいなぁ」
「後楽園遊園地で戦隊もののヒーローと握手でもするのか?」
「何それ?ッハハハハ!今の笑えた!遊園地行って色んなの乗ろうよ、いいでしょ?」
そんなある日、波多野から連絡があった
電話を取ったのは姉だ
「貴久ぁ~、慶子から連絡きたよ」
ビクンとして僕は受話器をとった
「もしもし」
「あっ小野っち?中々連絡くれないからこっちから電話しちゃった…バイト忙しいの?」
やっぱり口調が前までとは違う
何というか、声が弾んでいる
「あぁ電話しなきゃなって思ってたとこに波多野から電話がきたから」
「ホントに?じゃ電話するのもう少し後だったら小野っちから電話きたんだね。電話かけるの待てば良かった」
波多野も僕から連絡が来るのを待っていたのだろう
「でさ、小野っち次の休みに遊園地行かない?」
遊園地?てことはジェットコースターに乗らなきゃなんないのか?
僕は絶叫物の乗り物が苦手だった
あんなG(重力)の負荷がかかる速い乗り物なんてどこがいいんだろう?
何て事を思うのだが、勿論波多野には言えない
「あぁイイネ~。何処に行こうか?」
「アタシ後楽園遊園地行きたいなぁ」
「後楽園遊園地で戦隊もののヒーローと握手でもするのか?」
「何それ?ッハハハハ!今の笑えた!遊園地行って色んなの乗ろうよ、いいでしょ?」