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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第70章 もう、日焼けするのは止めよう

波多野もバイトしてたんだ

「あー、じゃあさ、明日じゃなく明後日でもいいかな?明日だとまだヒリヒリして痛いから明後日なら大丈夫だよ。それでもいいかな?」

【いいよ、無理しなくて!大丈夫になったら連絡してよ】

「いや、大丈夫っす。薬塗って一晩経てばおさまると思うから」

【ホント?じゃあさ、渋谷に行かない?いつも小野っちに出してもらってばっかで悪いから今度はアタシが出すから】

「いいって、バイト代出たんだろ?自分の買いたい物買った方がいいって」

【ううん、特に欲しい物ないから今は。だから小野っちにご馳走するから】

女にご馳走してもらうのか…

デートってのはやっぱり金が無くとも男が支払うのがマナーってなもんだろ

「いいよ、無理しなくて。明後日の何時にする?」

【じゃあ、お昼前に出掛けようよ】

「11時ぐらい?」

【うん、また駅で待ち会おう】

「わかった。んじゃ明後日の11時ね」

【うん、じゃあ楽しみにしてる。またねー】

そういって電話を切った

渋谷か…大して見て回るようなとこは無いかな、僕には

まぁでもデートはデートだ、それよかこの日焼けを何とかせねば

僕は塗り薬を上半身に塗ってベッドに寝転んで、そのまま夕方まで寝てしまった
そういや、渋谷の道玄坂はラブホ界隈…

ラブホ?て、事はついに初体験?
…いやいや、それはないない

でも、万が一って事も無くは無い、
前日の夜はまたキンチョーしてよく眠れなかった…
何で毎回、こんな事ばっか考えるんだろう?
思春期と言えばそうなのだが、すぐに初体験の事を頭に思い浮かべるのは、それだけ健康な証拠なのか、単に飢えてるだけなのか…

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