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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第75章 工業科のヤンキーが絡んでくるから

とあくまでも穏やかな聞いた

「ウグウグ…」

と僕が顔を掴んでいるから上手く喋る事は出来ない

更にもう一回壁に軽く頭を叩きつけた

「だから何て名前だ?」

上手く話せないのをわかっていながら更に聞く

「お前さぁ、次にこういうことしたらこれだけじゃ済まないよ?わかった?返事は?」

終始怒鳴りもせず、顔はにこやかにしかし顔を押さえたままヤンキーに忠告する

このヤンキーはハッタリでケンカは強くない

この時点で僕が有利になり、後はこのヤンキーを食堂まで連れていき、コロッケパンとコーラとサンドイッチを買った

金は僕が払った

ヤンキーはコロッケパンとコーラを受け取り、こちらをガン飛ばしながら教室に消えた

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