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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第85章 なんつー酒の弱さだ…

「おい、大丈夫かよ?ちょこっとビールに口をつけただけで酔っぱらうのかよ?」

「祐実センパイ、大丈夫?もうビールは止めて他の飲み物にしましょうか?」

まさかほんの少しビールを口にしただけでこんなに酔っぱらうとは

「大丈夫らって、大丈夫!貴久、アンタは必ずガッコ~に行くのょ…」

「ダメだこりゃ、完全に酔っぱらってら。これでウチに帰ったらオヤジとオフクロにどえらい怒られるゎ」

「少しここで酔いざまししてから帰った方がいいね」

アネキは壁にもたれかかりながら座って焦点が定まってない

「慶子、トイレ行きたい…連れてって~」

「あぁ、はい。じゃそこまで行きましょう」

波多野はアネキに肩を貸しながらトイレに連れていった

参ったな…あれじゃウチに帰れないな…

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