1985年空は蒼かった~イノセントスカイ
第87章 腐ったミカン
「なぁ小野、あんなもん簡単にハイそうですかって受けとるワケにはいかないんだよ」
担任は困り果てたような表情で僕を見る
「まぁそうでしょうね、実際僕もウチでかなり怒られましたが」
「何でそんなにこの学校がイヤなんだ?イジメか?それとも勉強についていけないのか?」
イジメ?勉強についていけない?
おいおい、それしか言う事は無えのか?
この担任はそんな事しか頭の中に無いのか?
「イジメに遭う程、クラスに馴染んでないんで。それに勉強についていけない?何言ってんすか、オレ皆の学力に合わしてるだけっすよ」
卒業するまでの3年間、この担任だったけど、最後までウマが合わなかった。
同窓会の知らせが来ても、担任が来ると知ったら必ず欠席した、それほどこの担任とは解り合える事は無かった。
とはいえ、確執というまではいかなかったけど
「そんな事言うけど、オマエこの前の中間試験全教科合わせて100点もいかなかったじゃないか!何だあの成績は?」
「じゃあ聞くけど、高校に入ってもう2学期になるのに、なんでまだ中学ん時のお復習ばっかしてんすか?一体何時まで中学ん時の勉強しなきゃなんないんすか?おまけにろくに教科書すら読めないヤツらの学力に合わせてるこっちの身にもなれってんだよ」
「お前、そんなにこの学校が嫌か?」
「だったら高校生らしい授業して下さいよ、入学して半年も経つのにいつまで中学の勉強すりゃいいんすかね?オレ単願で入ったんじゃないんすよ。併願でここに入ったんすよ?入学した時点で偏差値に差が圧倒的に違うんすよ」
「単願で入った生徒をバカにするんじゃないっ!お前は何様だ!そんなに併願で入ったのが偉いのか?」
担任は困り果てたような表情で僕を見る
「まぁそうでしょうね、実際僕もウチでかなり怒られましたが」
「何でそんなにこの学校がイヤなんだ?イジメか?それとも勉強についていけないのか?」
イジメ?勉強についていけない?
おいおい、それしか言う事は無えのか?
この担任はそんな事しか頭の中に無いのか?
「イジメに遭う程、クラスに馴染んでないんで。それに勉強についていけない?何言ってんすか、オレ皆の学力に合わしてるだけっすよ」
卒業するまでの3年間、この担任だったけど、最後までウマが合わなかった。
同窓会の知らせが来ても、担任が来ると知ったら必ず欠席した、それほどこの担任とは解り合える事は無かった。
とはいえ、確執というまではいかなかったけど
「そんな事言うけど、オマエこの前の中間試験全教科合わせて100点もいかなかったじゃないか!何だあの成績は?」
「じゃあ聞くけど、高校に入ってもう2学期になるのに、なんでまだ中学ん時のお復習ばっかしてんすか?一体何時まで中学ん時の勉強しなきゃなんないんすか?おまけにろくに教科書すら読めないヤツらの学力に合わせてるこっちの身にもなれってんだよ」
「お前、そんなにこの学校が嫌か?」
「だったら高校生らしい授業して下さいよ、入学して半年も経つのにいつまで中学の勉強すりゃいいんすかね?オレ単願で入ったんじゃないんすよ。併願でここに入ったんすよ?入学した時点で偏差値に差が圧倒的に違うんすよ」
「単願で入った生徒をバカにするんじゃないっ!お前は何様だ!そんなに併願で入ったのが偉いのか?」