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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第96章 彼氏紹介してくれって言われて

「はぁ、美味しい!でもアタシまだ15でこれだけ飲めるんだから成人したらどれだけ飲めるんだろうね?」

ケラケラと笑いながら波多野はビールをグイグイと飲んだ

…とても高校生には見えねぇな

「酒なら何でも飲めるのか?」

「うーん」

やや考えながら

「ビールでしょ、日本酒でしょ、ワインでしょ、後ウイスキーも大丈夫かな」

「はぁ…そんだけ飲めればスゲーもんだ」

「でも普段からそんなに呑んだりしてるワケじゃないのよ。たまに飲みたいなぁって思う時があるの」

「15でアル中かよ、授業中手が震えるんじゃないのか?」

「そんなワケないでしょ~っ!」

「ワハハハハ!波多野がアル中になったら皆どう思うんだろな?」

「ひど~いっ!」

「ギャハハハハ!」

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