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うん、それは僕も同じ考えと一緒だ
クリスマスだから特別何かをするっていうのは、普段は何もしてないからこの日だけは特別で何かサプライズ的な事をしよう、という感じにしか思えない
それなら、普段から色々と何かをしてあげればいいのに…っていうのが僕の持論？なんだけど

「じゃあ、クリスマスの事は置いといてその日飯でも食いに行かない？」

「んー、店混んでないかなぁ。どうせならクリスマス終わった頃がいいな」

成る程、そっちの方が楽でいいや

「そうか、じゃあクリスマス終わったら一緒にどっか出掛けよう」

「うん。でもその前に優子にはちゃんと言っておいた方がいいわよ」

「うん、わかった。じゃあ杉下にはちゃんと言うよ」

だな、やっぱりハッキリ言わないとまたしつこく電話してくるだろうから、ここはバシッと言うべきだ

「うん、じゃあまたね」

「あいよー」

そう言って電話を切った
そして直ぐ様、杉下に電話した

「あ、もしもし。あの中学時代同級生だった小野と申します。優子さんはいますか？」

どうやら電話に出たのは母親らしい

「あ、はい。ちょっと待ってね」

少し間があって杉下が電話に出た

「もしもし小野っち？クリスマス大丈夫そう？」

「いや、あの杉下知らないのかな？」

「え？何が？」

「んー、実はオレ、波多野と付き合ってるんだよ」

「うそっ！」