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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第110章 100点満点?当然だよ!

「波多野~、杉下に言ったんだけどさぁ」

「うん。で、何だって?」

「慶子とはどこまでの仲なの?とか聞いてきやがるし、深い仲じゃないならアタシが誘っても問題ないよね?みたいな事言ってくるんだぜ?何言っても聞かないんだ」

「何それ?」

「何それ?ってオレが聞きたいぐらいだよ」

僕は杉下に波多野と付き合ってる事を伝えたが、そんな事よりどこまで関係が進んでるんだ?って聞いてきて、ウンザリしているって電話ではなしている最中だ

「優子は小野っちの事好きだったからね~」

「でも新しい彼氏作ったじゃん」

「でもすぐに別れたんだよね?」

「よくわかんないよ、アイツは」

「もし優子とクリスマスどっか行きたいんなら行ってもいいよ」

「だからそれはもう断った!なのに杉下が一歩も引かねえんだよ!だから困ってるんだよ」

出来ればもう関わりたくないって事を強調して話した

「オレ言っても無理だからさ、波多野言ってみてくんないかな?」

「えー、アタシが優子に言うの?」

「だってお前ら仲良かったじゃん」

「そりゃそうだけどさぁ」

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