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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第110章 100点満点?当然だよ!

僕の両手を波多野と杉下が共に引っ張り合う姿を思い浮かべていた

童貞のクセにそんなあり得ない事を妄想するのだけは一人前だ


試験休みが終わり、2学期終業日となり教室ではテストの結果を配られた

僕は五教科で431点、クラスで2番目の成績で学年では8位だった

「小野、スゲーな!何で今までバカだったんだよ!」

「お前どういうカンニングのやり方したんだよ?」

「お前先生にいくら渡した?」

色々といちゃもんを付けてくるが、所詮はこれがホントの実力だ!

うーん、確かに悪い気はしない!むしろいい気分だ

「あぁ、先生。これで留年になりそうなんですかね~?ほら、オレ100点すよ?」

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