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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第17章 こんなバカとは卒業したら縁を切る!

仲間で集まっても勉強どころか、女の話に脱線するから一人で勉強しようと思い、ウチで深夜まで勉強をした

得意科目と苦手な科目があり、苦手な科目に時間を費やすより、得意な科目で高得点を出せばいいと思い、数学や理科などは最低限のとこしか勉強をせず、英語な社会、国語で高得点を上げて合格ラインに達すれば良いと考えて得意科目をとことん勉強した

ちょっと勉強しただけでこんなに点数が上がるなら大丈夫だろう!
そう思い、更に得意科目ばかりを勉強した
だって当時、僕は常に偏差値60台をキープしてたからね

そんなある日、康司が僕のウチを訪ねた

僕は「何だ?」って感じでドアを開けたのだが、康司は下半身は丸出しで苦悶の表情を浮かべていた

「ブハハハハ!お前何やってんだ!っていうか何でフルチンなんだよ!」

僕は康司のその姿を見て大爆笑した
いくらなんでも下の階に住んでるからってフルチンで脂汗流してるバカなんて後にも先にもコイツしかいない
「だってさ、皮が剥けないから輪ゴムで止めたんだけど、ゴムが食い込んでなかなか抜けないんだよ…痛っ、ゴム外してくんないかな、イテテテ、痛っ!」

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