『1985年空は蒼かった～イノセントスカイ』第26章「カッコ悪かった3年間」　51ページ

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1985年空は蒼かった～イノセントスカイ

第26章カッコ悪かった3年間

部屋で中学の3年間を振り返ってみた

１年の１学期の終わり友達と放課後に一緒に見ようとしてカバンにエロ本を忍ばせていたのがバレ、女子から冷ややかな視線を浴び、結局卒業するまでそのイメージは拭いきれなかった、しかも何も言われてないが、多分心の中では【変態】と罵られてるに違いない

そして２学期、友人の家で期末試験の勉強をすると言う名目で、酒を持ち込み飲んでいたが、仲間の１人が酒を万引きしてバレてしまい、僕らは校長室で正座してる前に親が呼び出され、その情けない姿を見て母親は愕然とした
情けないったりゃ、ありゃしない！と帰って家でオフクロが嘆いていた

２年の時は特に何も無かったが、この頃タバコを覚え校舎の裏でよく吸っていたのだが、吸い殻を処分するのを忘れ、校内で一斉に持ち物検査が行われ、僕は免れたが、何人かは学校にタバコを持ち込んできたのがバレて先生に大目玉を食らった

僕にも疑惑の眼差しが向けられたが、知らない吸っていないの一点張りを通してピンチを切り抜けた、ついでに誰がチクったのか聞いてみたが、とっ捕まった全員が僕の事をチクったらしい…