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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ

第39章 水族館に行くべょ~!

そんな話をしたんじゃないんだ!肝心な話をしないと!

「杉下から聞いたと思うんだけど、日曜日空いてる?」

【日曜日はね、うん空いてるよ】

ヤッターっ!

「でさでさ、日曜日どっか行こうよ。オレと杉下と波多野の3人でさ」

【んー、何処に行く予定?】

「いや、さっき急に杉下から連絡が来てさぁ、何処に行こうか考えてたんだよ。波多野行きたいとことか無い?」

【んじゃぁさ、水族館はどうかな?】

「水族館?え、水族館?うん、大丈夫だよ、水族館ね」

ディズニーランドにでも行こうと言うもんだと思っていた

それが水族館とは

「よし、水族館に決まりね!杉下にはオレから伝えておくよ!うん、悪いねこんな時間に。うん、じゃまた。はい、よろしくー」

上機嫌で僕は電話を切った

水族館ってぇと、学校の近くにある水族館にするかな

それとも他の水族館がいいかな?
僕は都内の水族館を片っ端から調べてみた

杉下に折り返しの電話を入れるのを忘れるぐらいに
っていうか、杉下の存在すら忘れてた…

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