1985年空は蒼かった~イノセントスカイ
第48章 彼氏が出来ました…で?
卒業してから杉下と会うのはこれで3回目になるのか
「明日って空いてない?もし空いてるならちょっと付き合って欲しいんだけど…」
学校が終わり、二人の中間場所である上野で待ち合わせ、アメ横をブラブラしてお揃いのサングラスを買い、学生服の二人がサングラスをかけて隣の御徒町駅まで散歩した
駅前の喫茶店に入り、僕はアイスコーヒー、杉下はアイスミルクティーを頼み、サングラスをかけたまま胸ポケットからラークマイルドを取り出し一服した
今日も元気だタバコが美味い!
「小野っち、どこでもタバコ吸ってるの?」
僕は学校の帰りによく喫茶店に寄って学生服姿のままタバコを吸っているが、店員に注意された事は1度も無かった
少なくとも僕の他にも学ランやセーラー服でタバコを吸っていたヤツらを何人も見かけたが、皆堂々と煙を吹かしていた
「えー、いつもこうだよ。学校じゃ吸わねえけど店に入ったら吸うし」
「だってヤバくない?アタシら制服着てるんだよ?」
「オレがよく店はセーラー服着てるヤツラも平気でタバコ吸ってるよ」
信じらんない!って顔して杉下は僕を見た
でもホントの事だったし、ウソは言ってない
そういや、波多野が言ってたっけ、杉下はオレの事が好きだって
僕は杉下から好意を寄せられている、で今日は多分僕に告白するんだろうと
告白されたら付き合おう、波多野に断られたし、もう波多野に対する好意は無くなったからここらでシフトチェンジすっか、なんて邪な考えをもっていた
「あのね小野っち…」
(きた、これは告白だな!)
少し心の準備をしなきゃ、僕は少し深呼吸をした
杉下が下を向きながらポツポツと話した
「実は…今付き合ってる人がいて…」
「明日って空いてない?もし空いてるならちょっと付き合って欲しいんだけど…」
学校が終わり、二人の中間場所である上野で待ち合わせ、アメ横をブラブラしてお揃いのサングラスを買い、学生服の二人がサングラスをかけて隣の御徒町駅まで散歩した
駅前の喫茶店に入り、僕はアイスコーヒー、杉下はアイスミルクティーを頼み、サングラスをかけたまま胸ポケットからラークマイルドを取り出し一服した
今日も元気だタバコが美味い!
「小野っち、どこでもタバコ吸ってるの?」
僕は学校の帰りによく喫茶店に寄って学生服姿のままタバコを吸っているが、店員に注意された事は1度も無かった
少なくとも僕の他にも学ランやセーラー服でタバコを吸っていたヤツらを何人も見かけたが、皆堂々と煙を吹かしていた
「えー、いつもこうだよ。学校じゃ吸わねえけど店に入ったら吸うし」
「だってヤバくない?アタシら制服着てるんだよ?」
「オレがよく店はセーラー服着てるヤツラも平気でタバコ吸ってるよ」
信じらんない!って顔して杉下は僕を見た
でもホントの事だったし、ウソは言ってない
そういや、波多野が言ってたっけ、杉下はオレの事が好きだって
僕は杉下から好意を寄せられている、で今日は多分僕に告白するんだろうと
告白されたら付き合おう、波多野に断られたし、もう波多野に対する好意は無くなったからここらでシフトチェンジすっか、なんて邪な考えをもっていた
「あのね小野っち…」
(きた、これは告白だな!)
少し心の準備をしなきゃ、僕は少し深呼吸をした
杉下が下を向きながらポツポツと話した
「実は…今付き合ってる人がいて…」