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既成事実作ってやるよ

第1章 運命へのカウントダウン10

「つぐみちゃんか。

今から具合悪いふりしててよ
ちょっと俺に合わせてて」



『はっ・・・はい』


名前を再確認がてら呼ばれただけなのに、
“キュン”なんて




あたしは中学生か。



“俺に合わせて”



その意味はよく分かんなかったけど、
すぐに知ることとなる。




「つぐみちゃん大丈夫?」



燕さんは急にあたしにそんな言葉を投げた



えっ、何が!?



すると燕さんは“合わせろ”と言わんばかりに目で合図をした



他のメンバーも燕さんの声に反応して、
あたしを見ている

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