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既成事実作ってやるよ

第1章 運命へのカウントダウン10


「つぐみって面白いな」


さっきから、ちょいちょい呼び捨て・・・


そのたびに少しだけ嬉しくなるあたしって。



『そうですか』



「この道は右?左?」



『右です』



家につくとお礼を言って車を降りた



『気をつけて帰ってくださいね』



「うん

見送らなくて良いから早く家に帰れ」



『はい』



あたしは燕さんに言われた通りに、
自分のアパートに向かって歩いた




長かったような一瞬の時間だったな・・・

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