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既成事実作ってやるよ

第1章 運命へのカウントダウン10

その夜になって、
剥げていた足の爪に再びマニキュアを塗る




~♪~




“司”からの着信


そう言えば“電話する”って言ってたっけ。



なんの躊躇いもなく通話ボタンを押して耳にスマホを近づけた瞬間・・・







落胆した。






「ぁあっ・・・んんぅ・・・司っ」






やらしい女のあえぎ声。





心臓がバクバクと音をたてる





目の前が真っ暗になる感覚





一回スマホを耳から離して、
液晶画面を確認すると“司”と・・・


これは間違いじゃないことを告げる。

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