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既成事実作ってやるよ

第1章 運命へのカウントダウン10

「つぐみ、結婚してください!」



そう、あたし築館つぐみ25歳



5年付き合った彼に人生で初めてプロポーズされた



嬉しい!





・・・はずなのに、なんだろう。





噂で聞いてた感動は特に無い




それはこの見慣れた自分の部屋だからだろうか?



ロマンチックの欠片も無いからだろうか?





「急すぎて言葉もでないか?」




目の前の彼、司はあたしの目を見つめる





『ごっ、ごめん!
ちょっとびっくりしちゃって・・・』




あたしは本当にびっくりしてるんだろうか。

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