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既成事実作ってやるよ

第1章 運命へのカウントダウン10

「つぐみも一緒にお風呂入る?」



『入らない!』



いつもならやんわり断るあたしだけど、
今日はキッパリと断った



「どうしたんだよ
今日機嫌悪いのか?」



『そんなことないよ
早くお風呂入って』





嘘つくのが苦手過ぎて態度に出過ぎてる自分


嘘をついてるのにも関わらずいつも通りの司が怖い




お風呂から出てきたら、昨日の電話のことを話そう




怖いから聞きたくない


だとしたら昨日のは何?


知りたくないけど知らなきゃいけない

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