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既成事実作ってやるよ

第1章 運命へのカウントダウン10



「そんな思いつめた顔してどうした?」


司の声で司を見ると上半身裸でバスタオルを首にかけて髪を拭いている




その体であたしじゃない人を抱いたんだね・・・



そうきっとそれが現実。






『ねぇ!昨日の夜さ
上司と呑んでたってあれ嘘だよね?』






ただ付き合ってるだけなら浮気してるかどうかの確認なんてしなかった


確認する前に別れを切り出したと思う



けどあたしは一応“婚約者”だから
事実確認が必要だと感じた

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