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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第3章 青空と共に・・・流れる雲

『あちっ・・・あちあち

マリア?!コレどーやって食うんだ!?』



『やっだ(笑)ゆぅちゃん

そのまま丸かじりするのよ♪』







『うま・・・

これがウワサのソウルフードか♪』




『ふふふ♪』






『あ、でもぶっちゃけ

マリアの母さんの料理のがうまかった』





『ゆぅちゃん・・・~もぉ(笑)』






翌日…飛行機に乗るまでの

僅かな時間で

私は優人に地元を案内しました





本当に・・・僅かな時間だけれど





それもまた

私たちにとっては初めてのこと






『なんかいいよなぁ♪風情があって』



『???』



優人が…田舎の景色を見渡して

ニコリと笑って呟きました







『俺・・・いわゆる〃ばぁちゃん家(ち)〃

とか・・・なかったからさ♪』






『ゆぅちゃん・・・』



都会生まれ…都会育ちの優人は

本当に純粋に目を輝かせていた




『マリアの生まれ育った街

こうして一緒に来れて

本当によかった・・・』





『ゆぅちゃん・・・っ

また・・・来れるんだよね

これからは、一緒に』





『ふふっ・・・あぁ♪』

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