碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第1章 澄みきった青空
そんな私・・・
晴れやかな気持ちに隠れて
どこか気負うような気持ちを
隠せなかった私を
ある日、父が連れ出してくれた
『?お父さん…忘れ物?』
お昼頃、帰宅する父
『まりあ・・・出かけようか』
『え???』
父は…仕事用の車に私を乗せて
仕事先を回りながら
私の生まれ育った土地・・・
広い田舎町を
景色を見せるように
のんびりと車を走らせてくれました
「あれっ?加賀美さん♪
いつの間に〃助手さん〃つけたんです?(笑)」
『娘なんです・・・美人でしょ?(笑)
自慢の娘なんだ・・・』
「はははっ!本当だ!
いや~~これは奥さん似ですね(笑)」
『フフフン・・・♪』
『ぉ…ぉ…ぉ…お父さんっ?!
なんてこと言うのよ(汗)恥ずかしい、もぉ』
お得意先の顔馴染みの方に
挨拶をしたり
なんてことのない話や
実家(うち)の歴史みたいな話
おじいちゃんやおばあちゃんの話
お母さんの話
お父さん自身の話
私を…慰めるとか、そういうのは一切なくて
何気ないようで、中々聞けない話
大きくなれば…親と過ごす時間なんて
ほとんどなくなる
減っていく一方だ
特に…男親
お父さんとこんな風に話すなんて
思いもよらないこと
言ってしまえば
こうならなければ…実現しなかった機会
そんな時間を与えられた気がした
『そんなに自分を責めるな』
『お前が・・・お前だけが悪いんじゃない』
『前向きで生きなさい』
『お前は…〃つよい・まりあ〃だから』
父は…時に
そんな言葉をかけてくれました
泣くのを堪えるのに忙しかったです
〃くよくよせずに…自分を責めずに
頑張りなさい〃
母親とは、また違う
父は…父らしい
つよさと優しさで
私の背中を押してくれました
晴れやかな気持ちに隠れて
どこか気負うような気持ちを
隠せなかった私を
ある日、父が連れ出してくれた
『?お父さん…忘れ物?』
お昼頃、帰宅する父
『まりあ・・・出かけようか』
『え???』
父は…仕事用の車に私を乗せて
仕事先を回りながら
私の生まれ育った土地・・・
広い田舎町を
景色を見せるように
のんびりと車を走らせてくれました
「あれっ?加賀美さん♪
いつの間に〃助手さん〃つけたんです?(笑)」
『娘なんです・・・美人でしょ?(笑)
自慢の娘なんだ・・・』
「はははっ!本当だ!
いや~~これは奥さん似ですね(笑)」
『フフフン・・・♪』
『ぉ…ぉ…ぉ…お父さんっ?!
なんてこと言うのよ(汗)恥ずかしい、もぉ』
お得意先の顔馴染みの方に
挨拶をしたり
なんてことのない話や
実家(うち)の歴史みたいな話
おじいちゃんやおばあちゃんの話
お母さんの話
お父さん自身の話
私を…慰めるとか、そういうのは一切なくて
何気ないようで、中々聞けない話
大きくなれば…親と過ごす時間なんて
ほとんどなくなる
減っていく一方だ
特に…男親
お父さんとこんな風に話すなんて
思いもよらないこと
言ってしまえば
こうならなければ…実現しなかった機会
そんな時間を与えられた気がした
『そんなに自分を責めるな』
『お前が・・・お前だけが悪いんじゃない』
『前向きで生きなさい』
『お前は…〃つよい・まりあ〃だから』
父は…時に
そんな言葉をかけてくれました
泣くのを堪えるのに忙しかったです
〃くよくよせずに…自分を責めずに
頑張りなさい〃
母親とは、また違う
父は…父らしい
つよさと優しさで
私の背中を押してくれました