
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第4章 はじめての・・・自由
車に揺られて眺める景色
隣には優人がいて
同じ景色を観ていられる
日々…優人がプレゼントしてくれる
そんな景色
お休みになれば
一緒に歩いて出掛けることは
沢山あります
私のリハビリがてらだったり
あとは・・・ただ単純に
一緒に歩きたいから
そして…車で出掛けるのは
それとはまた違った空間
便利なのはもちろん
なによりは
〃二人きり〃になれる空間だから。
出来ない話も出来たり
ふざけたり
ちょっと将来を語ってみたり。
時に突風のように
私の話なんか聞かない
そんな優人が
最終的に私にもたらしてくれるのは
いつも
その〃やさしさ〃と〃幸せ〃だから・・・。
『マリア♪寝てても良いぜ?』
『ん・・・だいじょぶ・・・』
『てか寝てたろう?(笑)寝てろよ』
『助手席の人は…寝ちゃうと危ないから
起きて…ドライバーに話しかけてって…』
『でた~~(笑)クソマジメ』
『だって・・・。・・・ん・・・あれ』
そうこうしていると
私の目には
なんとなく・・・なんだか
なんとなく・・・見覚えのある景色が。
もしかして・・・?
と思う気持ちと
やっぱり・・・?
って思う気持ち。
『ねぇ・・・ゆぅちゃん
この辺って・・・』
『マリア覚えてるの?』
『うん・・・・。なんとなく・・・だけど
バイクで・・・一緒に通った』
『ふふっ・・・』
高速道路を降りて
しばらく走って見えてきたのは
ぼんやりとしていながらも
しっかりと記憶にある
懐かしい景色でした
忘れはしない
あの時の
あの・・・真夏の夜に
二人で手を繋いで
終電間近の駅を
夢中で走って・・・走って
電車に飛び乗り
明日の事などなにひとつ考えずに
ただひたすら
二人で逃げて辿り着いた
縁もゆかりもない
見知らぬ街
あの・・・田舎町でした
隣には優人がいて
同じ景色を観ていられる
日々…優人がプレゼントしてくれる
そんな景色
お休みになれば
一緒に歩いて出掛けることは
沢山あります
私のリハビリがてらだったり
あとは・・・ただ単純に
一緒に歩きたいから
そして…車で出掛けるのは
それとはまた違った空間
便利なのはもちろん
なによりは
〃二人きり〃になれる空間だから。
出来ない話も出来たり
ふざけたり
ちょっと将来を語ってみたり。
時に突風のように
私の話なんか聞かない
そんな優人が
最終的に私にもたらしてくれるのは
いつも
その〃やさしさ〃と〃幸せ〃だから・・・。
『マリア♪寝てても良いぜ?』
『ん・・・だいじょぶ・・・』
『てか寝てたろう?(笑)寝てろよ』
『助手席の人は…寝ちゃうと危ないから
起きて…ドライバーに話しかけてって…』
『でた~~(笑)クソマジメ』
『だって・・・。・・・ん・・・あれ』
そうこうしていると
私の目には
なんとなく・・・なんだか
なんとなく・・・見覚えのある景色が。
もしかして・・・?
と思う気持ちと
やっぱり・・・?
って思う気持ち。
『ねぇ・・・ゆぅちゃん
この辺って・・・』
『マリア覚えてるの?』
『うん・・・・。なんとなく・・・だけど
バイクで・・・一緒に通った』
『ふふっ・・・』
高速道路を降りて
しばらく走って見えてきたのは
ぼんやりとしていながらも
しっかりと記憶にある
懐かしい景色でした
忘れはしない
あの時の
あの・・・真夏の夜に
二人で手を繋いで
終電間近の駅を
夢中で走って・・・走って
電車に飛び乗り
明日の事などなにひとつ考えずに
ただひたすら
二人で逃げて辿り着いた
縁もゆかりもない
見知らぬ街
あの・・・田舎町でした
