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『マリア、疲れたろ？

ゆっくり休もうな』




旅先を気ままに
ゆっくりと堪能して

宿泊するホテルを決めると
優人は部屋に着くなり

私の脚をマッサージしてくれました





『ありがとう。

ゆぅちゃん？私は…平気よ

なんか今日は楽しく歩けて

調子も良いの♪

ちっとも疲れてない』





『そいつは何よりだ♪』





『ゆぅちゃんこそ、疲れたでしょ？

お風呂…先に入ってよ

お酒飲む？私買ってくるよ♪』





『サンキュウ♪

いーから…マリアも休んでろ

じゃ風呂先に入るわ』








夜になれば

ベットに並んで寝転んで

またお話をして






『マリア・・・眠い？』



『うん････ちょぴっとね』



『じゃ寝るか・・・♪』






『今日は・・・ありがとう

おやすみ・・・ゆぅちゃん』




私は…優人の広い胸にくっついて

ゆっくり目を閉じました




一日が終わる瞬間に

こうしていられるのは

私の何よりの安心感と

そして・・・幸福感です。