無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『その人もね…脚が不自由な方なの』




『ホントか？！････って

そりゃ、まぁ・・・そうか

すっげ・・・ムキムキ(笑)』




写真やメールを見ながら
驚いては私の話を聞く優人




『ふふ・・・うん。

色んな事…教えてもらった
助け合う事…とか…生き方

すごく・・・尊敬してる人なの』







『ふふ・・・なんか…わかるな
そういうのって伝わってくるっつーか

人ってさ・・・ぶっちゃけ
目ぇみるとわかるじゃん？…とかって

へぇ・・・中々イケメンじゃん(笑)
歳上？・・・だよな？(笑)』





優人は・・・私のあまり成長しない顔を

チラリチラリとみて

笑います・・・(苦笑)








『どういう意味よ！！(笑)

うん・・・６歳くらい

歳上だったかな・・・』








『・・・。へぇ・・・♪

この人にしたらマリアは

妹か…近所のちっちゃい子どもみてぇで？

可愛かったんだろーな・・・(笑)』






『ちょっと・・・！！！』








優人は…ひょうきんで

お茶目な事も言う人だから・・・







『ふふふっ・・・マリアの

〃元カレ〃だったら
どーすっかな、と思ってさ(笑)♪

こんなマッスルボディに
完璧すぎる性格されてたらさ

とてもじゃねぇけど
敵わねぇし？俺・・・(笑)』






『・・・』





優人は・・・お茶目な所も沢山ある

楽しい人だから

私をからかうこともあれば

冗談だって・・・言います







わかっている・・・なのに










ゴトン・・・っ








優人の…さりげない言葉に

私は手を滑らせて

PCのマウスを落としてしまいました









『・・・？

マリア・・・・・？？』







『ぁ・・・』






『え・・・』






優人が少し慌てた声を出した

それが私にもわかりました








『や・・・だ・・・ゆぅちゃん

いきなり・・・

変なこと・・・言わないでよ････っ』






私は慌ててマウスを拾いました










『・・・』