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『～～マ･･･リア・・・っ』



引っ込みもつかず

黙るに黙れない

そんな優人を無視して

私は続けました






『私にはもったいない

そんな〃幸せ〃も

あったかもしれない

その幸せを掴むことも

許されたかも知れない

そうやって生きる道も

あったかもしれないの・・・』







私が…優人に

初めて

こんなに怒りや悲しみを

真っ向からぶつけたのは







本当に…悔しかったのは







『バカ・・・』






『・・・！？』





本当に悔しくて

悲しくなったのは・・・










『ゆぅちゃんなんか・・・なにも

なんにも・・・わかってない』













『マリア・・・っ…お前なぁ！

ごちゃごちゃ同じ事ばっか
いーかげんにしよろな！！

あぁ、そうだな・・・？！
お前にはさ

ガサツな俺なんかより
誠実で？真面目で？

そーゆーヤツの方がうんと・・・～』























『っ・・・それでも私は・・・

〃あなたを選んだ〃の・・・っ』



















『・・・っ･･･』















『側にいてくれる…優しい人より

私は…〃あなた〃を…選んだの・・・』














『～～っ･･･マリア・・・・・・』












『どんなに願っても

どんなに･･･想い続けても

一緒に生きる事は出来ない

それどころか・・・一生

会うことも・・・できない

そんな・・・あなたを』















『・・・マ』















『それでも私は・・・っ・・・

そんな〃あなた〃を選んだの・・・』