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〃エリカ、まだ言ってなかったけどさ〃






夜中…優人はベットに寝転んで

メールを打っていた






〃実は俺…今

いちばん居たかった人と

一緒にいるんだ。

驚きだろ？

俺も…ちゃんと

幸せになろうって思って

前向きに生きてきたぜ

エリカの････おかげでな(笑)

ちゃんと、エリカとの約束

守っただろ？〃









『・・・ふふ』



優人はスマホを置くと
隣で眠るマリアに寄り添って

そっと・・・口づけた





『～～・・・zzz』



『まだまだだな・・・俺…』







マリアの髪の毛を撫でながら

優人は自分に言い聞かせるように

呟いた







『マリアは・・・俺を選んでくれて

ここに、いるのにな？

何を…うろたえてんだよな』






『・・・zzz』









『誰が・・・どれ程お前を好きでもさ

二度と・・・はなしたくないんだよ俺』







『・・・zzz～～』







『って言うか・・・はなれねぇから(笑)』








優人は眠るマリアの手を握り

そっと眠りについた