
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第6章 優人の心・・・
『カズキ・・・カズキ?
風邪引くよ?お風呂に入って休んで?』
『・・・少し休ませろよ』
『もう…三時間前からそう言ってるよ
ほら・・・疲れも取れないよ
今日はお布団も干したし
気持ち良く眠れるよ?カズキ・・・』
『チッ・・・暇な主婦はお気楽で良いよな』
『・・・』
こう言う暴言を…聞き流す事に慣れた
そんな恐ろしい私もいたのです
だけど・・・
『よく・・・そういう事、言えるよね
いつもいつも・・・私を見下して
そんなに楽しい?
そっちこそ…いいよね
〃家の中でだけ〃は…威張り散らして』
『・・・』
いつものこと
適当に流せば良い
余計な事を…言わなければ良い
なのに・・・私も抑えられなかった
ドカドカドカ・・・
『・・・っ?!』
夫の理不尽な言葉に
泣きそうになってソファに座って
うつむいていた私
足音に・・・ハッとすると
すでに・・・その時には
『っ・・・・?!』
私の目の前には
鬼のような顔をした和樹がいた
・・・パァン・・・・っ・・・・!!!
その大きな手が私の頬を目掛けて
振り下ろされた
大きな音と
耳の・・・・鼓膜が破れたんじゃないか、と
思うほどの振動・・・痛み
初めて・・・人に叩かれた
顔を叩かれた
それは・・・その相手は
私の夫だった
風邪引くよ?お風呂に入って休んで?』
『・・・少し休ませろよ』
『もう…三時間前からそう言ってるよ
ほら・・・疲れも取れないよ
今日はお布団も干したし
気持ち良く眠れるよ?カズキ・・・』
『チッ・・・暇な主婦はお気楽で良いよな』
『・・・』
こう言う暴言を…聞き流す事に慣れた
そんな恐ろしい私もいたのです
だけど・・・
『よく・・・そういう事、言えるよね
いつもいつも・・・私を見下して
そんなに楽しい?
そっちこそ…いいよね
〃家の中でだけ〃は…威張り散らして』
『・・・』
いつものこと
適当に流せば良い
余計な事を…言わなければ良い
なのに・・・私も抑えられなかった
ドカドカドカ・・・
『・・・っ?!』
夫の理不尽な言葉に
泣きそうになってソファに座って
うつむいていた私
足音に・・・ハッとすると
すでに・・・その時には
『っ・・・・?!』
私の目の前には
鬼のような顔をした和樹がいた
・・・パァン・・・・っ・・・・!!!
その大きな手が私の頬を目掛けて
振り下ろされた
大きな音と
耳の・・・・鼓膜が破れたんじゃないか、と
思うほどの振動・・・痛み
初めて・・・人に叩かれた
顔を叩かれた
それは・・・その相手は
私の夫だった
