碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第1章 澄みきった青空
私は・・・スグルさんに
その本音を初めて話しました
両親や弟・・・家族に
心配や迷惑をかけてる後ろめたさ
その両親の亡き後の
将来に対する不安
ありとあらゆる
私の本音を…話してしまいました
それこそ
初めて・・・人に話してしまいました
『そうだよね・・・』
スグルさんは
笑顔の中に、しんみりとした表情を浮かべ
すんなりと同調してくれました
『その気持ちは本当によくわかるよ』
と言って
症状や程度は違っても
胸の内に抱える不安や孤独は
他の友人たちも
明るく前向きな…このスグルさんでさえも
みんな同じなのだ・・・と
私は初めて知りました
考えてみれば、そうなのです
『あなたの気持ちは痛いほどわかる』
そう言うにふさわしい
その辛さを…痛みを
本当に分かち合える仲間でした
『僕もね・・・歩けなくなったの
まりあくらいの…歳かな?
ふふ・・・そりゃ受け入れられなかった』
『・・・』
そしてスグルさんも
また私に話してくれた
『ふざけんなよ…なんでオレが、って
それから勿論、今のまりあ みたいに
親にも迷惑かけるばかりだし?
オレなんか…居ない方が…って
昔はそんなことばかり思ったよ…♪』
笑顔…だけど
語られるのは・・・困難に直面した過去
『結婚だって・・・してないのに』
『ぁ・・・』
『とかさ?
それは・・・際限なく絶望もしたし
自分が情けないとか未来が暗いとか
一通り…二通りくらいは(笑)
あらゆる事を思ったよ』
『スグルさんでも・・・?』
そう言いつつ
私は・・・それは当然だと思っていました
最初から強い人なんていない
ただただ強い人なんていない
絶望と涙と
そして無限の努力があって
この人は今の自分に・・・
優しくて
心の澄んだ自分に
たどり着いたのだ、と
その本音を初めて話しました
両親や弟・・・家族に
心配や迷惑をかけてる後ろめたさ
その両親の亡き後の
将来に対する不安
ありとあらゆる
私の本音を…話してしまいました
それこそ
初めて・・・人に話してしまいました
『そうだよね・・・』
スグルさんは
笑顔の中に、しんみりとした表情を浮かべ
すんなりと同調してくれました
『その気持ちは本当によくわかるよ』
と言って
症状や程度は違っても
胸の内に抱える不安や孤独は
他の友人たちも
明るく前向きな…このスグルさんでさえも
みんな同じなのだ・・・と
私は初めて知りました
考えてみれば、そうなのです
『あなたの気持ちは痛いほどわかる』
そう言うにふさわしい
その辛さを…痛みを
本当に分かち合える仲間でした
『僕もね・・・歩けなくなったの
まりあくらいの…歳かな?
ふふ・・・そりゃ受け入れられなかった』
『・・・』
そしてスグルさんも
また私に話してくれた
『ふざけんなよ…なんでオレが、って
それから勿論、今のまりあ みたいに
親にも迷惑かけるばかりだし?
オレなんか…居ない方が…って
昔はそんなことばかり思ったよ…♪』
笑顔…だけど
語られるのは・・・困難に直面した過去
『結婚だって・・・してないのに』
『ぁ・・・』
『とかさ?
それは・・・際限なく絶望もしたし
自分が情けないとか未来が暗いとか
一通り…二通りくらいは(笑)
あらゆる事を思ったよ』
『スグルさんでも・・・?』
そう言いつつ
私は・・・それは当然だと思っていました
最初から強い人なんていない
ただただ強い人なんていない
絶望と涙と
そして無限の努力があって
この人は今の自分に・・・
優しくて
心の澄んだ自分に
たどり着いたのだ、と